古本柏光書房の店のうちそと

アクセスカウンタ

zoom RSS ”豆本コンペ”で日本人初受賞 ―竹と紙に国際的評価―

<<   作成日時 : 2006/09/11 23:38   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「書く人のための文芸情報交流会」=☆文芸同志会 の主催者:伊藤昭一さんは、9月6日にご紹介した私の古くからの友人で実に様々なジャンルの世界を取材して、これまた色々な媒体でレポートしています。本日豆本に関する興味深い話題を送ってくれたので、ご紹介します。

ミニチュアブック協会コンペティション2006で、赤井都さん・中村高之さんが制作した豆本『籠込鳥(かごめどり)』(英題:Caged)が日本人初受賞となった。
画像

アメリカに本拠を置くミニチュアブック協会が主催する国際コンペティションは、毎年3インチ(7.6cm)以内の創作豆本を募集。全世界の応募作品の中から、3点の特別優秀賞を選ぶ。今年はその1点に『籠込鳥』が選ばれた。

例年の応募作には、革やスチールを使った、洋本の歴史を感じさせる重厚感ある豆本が多い。一方『籠込鳥』は竹籠に入った紙表紙の豆本で、まだらに金箔が押され、挿画は木版と、和テイストの斬新な作り。
22年間のミニチュアブック協会コンペティションの歴史で、日本人初受賞。日本の工芸の伝統を踏まえた美意識が国際的にも評価された。

賞選考結果の発表と授賞式は9月10日、米ミシガン州で行われる。
受賞作『籠込鳥』は、今後1年間、ミニチュアブック協会展として、アメリカ各地で巡回展示される予定。

『籠込鳥』作品画像と詳細説明はこちら:
http://miyako.cool.ne.jp/kototsubo/am5-2.html

赤井都(あかい・みやこ)さんプロフィール:
36歳、千葉県市川市在住、主婦。
すばる文学賞最終候補など、小説公募予選通過歴多数。
5年前から、自作小説を作者自装丁で自主制作を始める。
豆本制作は3年前から独学で手がける。
今夏は創作豆本の合同展「マメBOOKS」を企画・開催し、好評を博した。
赤井さんの創作豆本作品は2006.1.25に日経MJ、20067.26.にNHK等でも紹介された。
『籠込鳥』を持つ赤井都さん:

http://miyako.cool.ne.jp/temp/temp/1101.jpg
http://miyako.cool.ne.jp/temp/temp/129.jpg

中村高之(なかむら・たかゆき)さんプロフィール:
1961年生まれ。
極小の木口(こぐち)木版画を得意とする。

『籠込鳥』共同制作作業分担:
ストーリー、印刷・製本を赤井都さんが担当
木口木版による挿画と、籠加工を中村高之さんが担当(籠は既製品を磨き、台座をつけて加工)

ミニチュアブック協会(The Miniature Book Society, Inc.):
1983年、オハイオに設立された国際NPO。豆本とブックアートを追求。
コンペ審査は、創造性・デザイン・魅力・技術を、印刷・デザイン・画・製本の各要素において判断する。
http://www.mbs.org./

豆本について:

もともと豆本は聖書などを持ち歩くのに便利なよう16世紀頃からヨーロッパで作られ、次第に一種の美術品としても製作されるようになったといわれている。現在、世界各地に豆本愛好家がいる。
日本での豆本は、江戸時代から「袖珍本(しゅうちんぼん)」などと呼ばれ、小型地図や美術品が作られた。最近は、高性能プリンタの家庭への普及などを背景に、若い女性を中心に、手作りの創作豆本が静かなブームとなっている。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
”豆本コンペ”で日本人初受賞 ―竹と紙に国際的評価― 古本柏光書房の店のうちそと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる